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「グラスホッパー」 [book]

グラスホッパー

グラスホッパー

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/07/31
  • メディア: 単行本

「アヒルと鴨のコインロッカー」を読んで大ファンになった、伊坂幸太郎氏の長編書き下ろし。

死んだ妻の仇を取るため、闇の世界へ足を踏み入れた、元教師「鈴木」
まとわりつく過去を清算したい孤独な大男、自殺屋の「鯨」
自分をバカにするチンケな雇い主を見返してやろうと意気込む、ナイフの殺し屋「蝉」
3人の男たちの3つのストーリーが「押し屋」を中心に、奇妙な円を描く。
洒落たセリフと綿密なプロット、伊坂ワールド炸裂の最高にシュールでクールな殺し屋小説。

ありえない話の連続で残酷シーンも多いが、読後はなぜか爽快感。
悪いヤツだけどなぜか憎めないキャラたち。
そのキャラたちが奏でる、まるで詩集のようなセンスあふれるセリフの数々。
ほお~と深くうなずくカンペキなオチ。
「アヒルと鴨のコインロッカー」を読んだときほどの衝撃はないものの
キャラ設定、セリフ回し、展開、どれをとってもレベルが高く、とても丁寧に描かれています。
あれだけの数の強烈なキャラが登場するも、個性が偏ることなく、ちゃんとバランスが
取れているあたり、やはりこの作者の才能を感じずにはいられません。

特にいいなと思ったキャラは、何かにつけジャック・クリスピンの言葉を引用する蝉の上司「岩西」
オバカキャラで登場回数は少ないですが、「ジャック・クリスピンがこう言ってんだよ」
「ジャック・クリスピンはな~」と彼が口にする度に、思わず頬が緩んでしまいました(^~^)

「パルプ・フィクション」「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」もしくは
「マグノリア」「ショート・カッツ」といった、バラバラのストーリーが徐々につながっていくタイプの
映画が好きな方にはオススメの作品です♪

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コメント 7

こんばんは~
まだ、「オーデュボンの祈り」半分くらいしか読んでいない。
遅すぎですね。でもなかなかまとまった時間がないと読めないたちなんで・・・
いつ読み終わる事か、はぁ~。

これも読んでみたいです~。
それはさておき、もうchi-nojiさんのブログで書かれていたかもしれませんが、「アヒルと鴨のコインロッカー」映画になるんですね。
先日横浜での撮影のエキストラの募集していましたよ。
映画が先か、本が先か、悩めるところに差し掛かっている感じです。
by (2005-05-25 02:02) 

chi-noji

>トチオさん
こちらにもコメントありがとうございます♪
えー!?映画化されるんだー!知らなかったですう。それはうれしいなあ。
でもね、あの話ってよく考えたら、そのまま映画にしちゃうなら、映画化不可能じゃないかなって思うんです。オチが。というか映像的にというか何というか・・・
その辺どうなのかなーって不安だけど・・・。
そうゆう面でも、できれば小説先のほうがいいかなって思います♪
「オーデュボンの祈り」ワタシもまだ読んでないんです・・・。早く読みたいな!
by chi-noji (2005-05-25 12:54) 

こんばんは☆ この日記を読んで思い出しましたが、伊坂さんの小説は
「グラスホッパー」「陽気なギャングが地球を回す」「重力ピエロ」
「オーデュボンの祈り」「アヒルと鴨のコインロッカー」…と5冊も持っている…。
なのに1冊もまだ読んでいません。。
本に溢れかえっている私の部屋では、探すのに一苦労です(涙)。
何はともあれ、映画上映の前に「陽気な~」だけでも読まないと! ですね。
さ、探してみます。「グラスホッパー」も。。。
by (2005-05-25 19:20) 

あっ!!間違えた~
猛烈勘違いでした。すいません(ペコリ)
映画化は『陽気なギャングが地球を回す』でしたね。
はぁ~、なんでこんな勘違いを・・・すいませんでした。
↑向井さんのコメント読んで思い出しました。
申し訳ないです~。ご勘弁を。
by (2005-05-26 00:26) 

わあ

伊坂幸太郎おもしろいんですねー。
僕も評判を聞いて「重力ピエロ」を読んだんですが、ちょっと重たい感じでした。でも、他の作品は面白いんだろうなーって雰囲気はびしびし感じたので、また読むつもりでいます。
「パルプ・フィクション」好きにオススメですか!要チェックとさせていただきます!
by わあ (2005-05-26 00:53) 

chi-noji

>樹里さん
こんにちわ♪すごーい!ほとんど持ってるじゃないですか~!いいな~
ワタシも古本屋で安売りのときにたくさんかって、読んでないで置いているの
たくさんありますよ・・・(^^;)でもまた買っちゃうので増える一方・・・

>トチオさん
いえいえ~(^^)とんでもないですよ~情報ありがとうございました♪
伊坂さんの本って、タイトルにインパクトがあるから、間違えやすいですよね。
まだ『陽気なギャングが地球を回す』は読んでないので、これは映画の前に
読まなくちゃ!

>わあさん
こんにちわ!今一番好きな作家さんが伊坂さんです☆
こんなセンスのいい、というか文章がかっこいい作家さんにめぐり合えたのは
久しぶりです。これから徐々に制覇していこうと思っています(^O^)
そうそう、何となくパルプフィクションのあの”乾いたユーモア”らしきものを
感じますよ~
by chi-noji (2005-05-26 12:59) 

mifu

chi-nojiさん、お久しぶりです。
今年の正月は会えなくてごめんなさい。ご実家の電話番号がわからなかったので残念でした<(_ _)>
ワタシも伊坂幸太郎大好きだよ♪今は『砂漠』を読んでいます。
伊坂ワールド全開でめちゃめちゃ面白いです。
またちょくちょくお邪魔します。
by mifu (2006-02-02 16:44) 

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